こんにちは、なおです。
消耗しない働き方を実践中のフリーランスWebデザイナーです。
2020年9月から本格的にWebデザインの勉強を開始し、同年11月に初めてお仕事、現在ではチームとしての受注をしております。
Webデザイン勉強中の方に質問です。
勉強をしながら、ふと「このままWebデザインの勉強を続けていて、本当にお仕事になるのだろうか…」と不安になることはありませんか?
私は、プロのWebデザイナーの方のコンサルティングに入会し、デザインを学びました。
マーケティングやSNS、営業についてなどの周辺知識についても教えてもらえる、ありがたすぎる環境でしたが、聞いても聞いてもなんだか具体的なイメージがわかず
「このまま進んで大丈夫かな?」
と思うことがありました。
どんなに良い環境で学んでも、凄い人に話を聞いても、結局自分自身で経験してみないことにはどこか「他人事のまま」なんです。
そんな私が「他人事→自分事」に変換すべく、Webデザイナーとしてお仕事を受けるまでにやっていたことをお話します。
▪️Webデザイン勉強中
▪️これからWebデザインの勉強を始めようと思っている方
▪️このまま勉強を続けていて、お仕事に繋がるか心配
▪️デザインとコーディング、どちらかというとデザインメインでお仕事していきたい(している)
基本的には、バナートレースや模写など既にWebデザインの勉強をしている方に向けての記事となります。
1.やっておいてよかったこと
私が実際に、Webデザイン勉強中にやっておいてよかったことは、この5つです。
1.コーディングの基礎を学ぶ
2.ポートフォリオを作る
3.クラウドソーシングに登録
4.SNS発信を始める
5.学習記録をつけておく
1.コーディング(HTML・CSS)の基礎を学ぶ
「え?デザインメインなのに…?」と思う人もいるかもしれません。
そうです。
デザインメインでも、学んでおいた方がいいと思います!
「そもそもサイトがどういう仕組みで動いているのか」「自分がデザインしたものが、どのように構築されるのか」を知っておくことは、Web制作に携わる者として必須です。
私は普段、構築部分についてはコーダーさんお願いするか、自分で行う場合もノーコードでの構築を行っているため、自分自身でコーディングをする機会はほとんどありません。
ですが、Progateやchot.designなどのツールを活用してHTMLやCSSの基本的な知識は習得しています。
コーダーさんにお願いした者でも、ちょっとした修正であれば自分で対応できたり、コーダーさんとの連携もしっかり取れて「学んでおいてよかった!」と思っています。
(まだまだ勉強不足な点も多いですが…)
最近では、無料もしくは少額で学べるサービスも増えているので自分に合ったものを選んで、学習してみてください!
私はProgateとchot.designを中心に、書籍やその他のサービスで補いながら学習をしていました。
書籍については、こちらが体系的に学べてよかったです!
デザインだけやる場合も学んでおいて損なしです!
2.ポートフォリオを作る
「ポートフォリオはいつまでに作ったらいいの?」という質問いただく機会がすごく多いです。
営業の窓口を開けておくという面でも、早めに作っておいた方が良いと思います。
実際に、私は営業活動を始めるタイミングで作成しTwitterのプロフィール欄に貼っていたところ初月から数件のお問い合わせがありました。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
3.クラウドソーシングに登録
「営業を始めるタイミングで、クラウドソーシング登録すればいいんでしょ?」と思っていませんか?
クラウドソーシングは、実際に募集されているお仕事を見ることで「どんな仕事が多く募集されているのか」「どういったスキルが求められているのか」など
より具体的にWebデザインで仕事をするイメージができるので、ぜひWebデザイン勉強中の人に登録してもらいたいサービスです。
「これくらいのお仕事を受けられるようになりたい!」という明確な目標設定もできるようになるので、勉強に迷いもなくなります。
あたりは登録しておきましょう。
操作方法にも慣れることができるので、実際に提案を始めるときもスムーズ!
クラウドソーシングでのプロフィール設定や提案文については、こちらに詳しく記載しています。
4.SNS発信を始める
SNSは上手に活用することで、情報収集や営業の有効なツールになるため「SNSでの発信もやっていきたい!」という方も多いと思います。
SNS発信のメリットは大きく2つあります。
「情報収集」と「営業ツールになること」です。
SNS特にTwitterは情報感度の高い人が集まっているため、移り変わりの激しいWeb業界の情報をかなり早いタイミングで知ることができます。
また、既にWebデザイナーとして活躍されている方のノウハウや考え方も無料で見ることができます!
直接相談できる機会なんかも多いです!
ただ、全てが本当の情報というわけではないので情報の精査は必要になります。
また、見過ぎて他の人と比べしまう・自信がなくなってしまうこともあるのでその辺りも注意しましょう。
そして、SNSは「営業ツール」としても有効です。
実際に、私はほとんどの仕事をSNS経由でいただいています。
フォロワー数や影響力に関係なく、学習内容や考え方を発信しておくことで、駆け出しでも仕事につながるチャンスがあります!
ただ、「昨日から発信し始めて、今日すぐにお仕事につながる」というものではないので、ある程度コツコツ継続することが必須です。
SNSを使ってお仕事をいただいた経験談・方法をまとめたnoteも過去に公開しているので、こちらも合わせて読んでみてください。
実際に、Webデザインの勉強を始めてすぐにTwitterでの発信を始めて「より多くの人に読んでもらうツイートを作るには?」と考えながら継続してきたことで
マーケティングやライティングなど、サイト制作にも活かせるスキルを鍛えることにもつながっていると感じています。
5.学習記録をつけておく
意外とやっている人は少ない印象ですが、おすすめの方法です。
学習記録をつけるメリットは大きく分けて3つあります。
1.成長を実感できる
2.どれくらいの時間がかかっているのかが分かる
3.今の課題を見つける
1.成長を実感できる
毎日勉強していると、分からない・できないことばかりで「全然成長していないのではないか」と不安になることが多いです。
私も実際、何度も経験しました。
そんな時に「どんなことを学んだのか」「どこで躓いたのか」を記録していると、記録を見返すことで「1週間前は、こんなことができなかったのか!」と自分の成長を感じることができます。
実際に「バナートレース1つに9時間かかった」というメモ書きを見て「成長してるじゃん!頑張ろう!」と励まされていました。
2.どれくらいの時間がかかっているのかが分かる
1日ごとにやったことを記録するだけではなく、1日のタイムスケジュールも記録しておくといいです。
どの作業にどれくらい時間がかかるのかがわかるので、無理のあるスケジュールを組むことが減り「今日、全然やりたかったこと終わらなかった」と落ち込むことがなくなります。
私は気が散りやすく、時間を決めていないと「え?今日何も終わってない!」なんてことになってしまうので、
スケジュールを決めるだけでなく、終了予定時刻にアラームをかけたりと工夫をしながら勉強していました。
また、自分の作業時間を把握することで、実際にお仕事をする際の「納期設定」の目安にもなります。
個人で仕事をしていく上で、スケジュール管理は必須なのでWebデザイン勉強中の頃から時間を意識して活動しておきましょう。
3.今の課題を見つける
毎日継続的に記録をつけていると「毎回ここで詰まるな…」というポイントが出てきます。
例えば…
「参考サイトを探すのに、時間がかかりすぎてる」
「WordPressのテーマカスタムについてばかり調べてる…」
声が、現時点でのあなたの課題です。
課題を明確にすることで「参考サイトは時間を決めて集中して探すようにしよう!」「WordPressについての教材をもう一度復習しよう」などの解決策を探し出すことができます。
2.【番外編】やっておけばよかったこと
逆に「Webデザイン勉強中にもっとやっておけばよかった!」ということもあるので、こちらも紹介します。
人脈を広げる・色んな人と話す
私の場合は、営業を始めるにあたって「人脈を増やしておいた方がいい」という情報を耳にしてから
yentaやMITOCAなどのビジネスマッチングアプリやTwitterなどで気になって人に「よかったらzoomしませんか?」と声をかけ始めました。
始めてみて、びっくり!
「楽しい!」
「いろんな経営者やフリーランスの人と話せて、勉強になる!」
「お仕事にも繋がる!」
元々人見知りで初対面の人と話すとかなり緊張してしまうタイプなのですが、アプリやSNSで活動されている方はフランクに話してくださる方も多く、自分でも驚くほど楽しくお話しすることができました。
経営者の方やフリーランスとして活動されている方とお話しする機会が多くあるので、もっと早く始めておけば、自分でビジネスをするということのイメージがより早く明確になったかも、と思っています。
YentaやMITOCAなどのビジネスマッチングアプリを使った営業方法については、こちらで詳しく説明しています
3.最後に
毎日1人で勉強していると「このままで大丈夫かな」と不安になることもありますよね。
今回の記事で、少しでも不安を減らすことができればいいなと思っています。
1人で抱え込まず、一緒に乗り越えていきましょう!
また更新します。
なおでした。