フリーランス

【随時更新】フリーランスWebデザイナーとして働くデメリット

こんにちは、なおです。

秋田県を拠点に活動しているフリーランスWebデザイナーです。

フリーランスとして活動し始めて、早数ヶ月が経ちました。

有難いことに、波がありつつも毎月お仕事が途切れることなく活動できています。

フリーランスWebデザイナーと聞くと「自由」「キラキラしてる」といいイメージを持たれる方も多いと思います。

実際に活動していく中でメリットに感じることも多いですが、一方でそうでない面もあります。

そんな私が感じた「フリーランスWebデザイナーとして働くデメリット」をお話ししていきます。

お仕事の内容や環境によって個人差があるものなので、あくまでも私のこれまでの経験で感じたことについて書かせていただきます。

一個人の意見として見ていただけると幸いです。

こんな方におすすめ

・これからWebデザインの勉強を始める方

・Webデザイン勉強中の方

・フリーランスとして働くことを視野に入れている方

メリットについては、こちらの記事でお話しているので合わせて読んでみてください!

クライアントの情報を扱うので、ほとんど家や事務所での仕事

フリーランスWebデザイナーと聞くと「カフェで仕事」などおしゃれなイメージをする方もいらっしゃるかと思います。

ただ実際は、個人情報などクライアントさんの大切な情報を扱うことが多いので、誰かに見られる可能性のあるカフェや外での仕事はなかなか難しいんです。

信頼して依頼を頂いているのに「流出しました」なんて、プロとしてあってはならないことなので!

かなり色々気をつければ可能なのかもしれないですが、怖くてできません。

実際に私も、数ヶ月に1度くらいカフェで作業する日がありますが、自分のブログやSNS更新などを行い時だけです。

クライアントワークはやりません。

家にこもって作業をすることが多い分、家の作業環境を整えて気分が上がる工夫をしています。

なお

部屋着・すっぴんでお仕事してるのは、内緒…

作業環境については過去にこちらの記事でお話ししています。

時間管理ができないと、セルフブラック状態

フリーランスは、会社員のように働く時間や曜日が決まっていません。

だからこそ「自由でいいなー」というイメージがあるかもしれませんが、逆にいうと「働き放題」です。

自分自身で仕事量や時間管理をしないと、24時間365日働き詰めのセルフブラック企業になりかねません。

実際に、私もお仕事を受け始めてすぐの頃は「この作業にどれくらい時間がかかるのか」「自分の限界はどれくらいか」を上手く把握できず、寝る間を惜しんで作業をすることもありました。

また、お休みの日にもクライアントさんからの連絡があったりと、プライベートと仕事の区別をつけることも難しいです。

特に「断れない」「ついつい頑張りすぎちゃう」「自己管理が苦手」という方は、少し大変かもしれません。

なお

慣れるまでは、パソコンを持たずに外に出るのも緊張した…

スケジュール管理については、以前こちらの記事でお話ししているので気になる方はチェックしてみてください。

収入に波がある

会社員のように毎月一定の金額が、同じタイミングで収入として入ってくるということはありません。

ボーナスや有給もないです。

フリーランスのデザイナーは特に、自分で手を動かしてお仕事をしているいわゆる「労働収入」なので、働かなければお金をいただくことはできません。

頑張り次第で、収入を増やすことができるのは魅力の1つですが、一方で不安もあります。

「病気になった時の収入は?」「そもそも来月のお仕事は?」と挙げればキリがありません。

そのためデザイナーの中には、制作とは別で講師業をしたりブログを書いたりと、複数の収入軸を立てることでリスクを分散させているという方も多いです。

全て自分で責任を負う

フリーランスで働くということは「自由と引き換えに責任を背負うこと」です。

会社員の頃は、何か失敗をしたら「一緒に謝りに行ってくれる上司」や「助言をくれる先輩」がいましたが、フリーランスの場合は自分で考えて責任を取らなければいけません。

また、1つの失敗がクライアントからの信頼を一気に失うきっかけになることも多いです。

駆け出しのWebデザイナーが「受注してみたけど、自分のスキルじゃどうにもできない」「期日に間に合わない…」とトラブルになり、損害賠償を請求されたという事例も耳にしたことがあります。

なお

怖いね…

1つ1つの対応に責任を持つことは当然意識しなければいけませんが、会社員に比べて信頼や立場が弱くなりやすいことも確かなので、1つの対策として「フリーナンス」のようなフリーランスのための保険などでもしものリスクに備えておくのも大切です。

無料で加入できるので「フリーランス興味あるけど、不安」という方は、チェックしてみてください。

想像以上に事務作業が大変!

フリーランスと聞くと、自由でキラキラしたイメージを持たれる方も多いと思います。

ですが、実際は契約書や見積書、請求書などの発行や管理をしたり、帳簿をつけて確定申告をしたりと事務作業の時間もかなり多いです。

また、会社員の頃は会社でがやってくれていた年金や住民税、健康保険などの手続きや支払いも自分で行う必要があります。

慣れるまでは、次々と届く役所からの書類に「次はなんの支払い…?」と混乱する日々でした。

「好きなことだけをやっていたい!」と考えてフリーランスを目指している方は、この辺りをしっかり調べておくことも大切だと思います。

とはいいつつも、全て独学・手作業でやっっているわけではなく

書類の発行や管理は「freee」を使ったり、税金については「税金の本」は漫画形式で楽しく勉強しました。

また確定申告については、近所の税理士事務所の無料相談で1時間ほど不安なことや分からないことを教えていただきました。

今でもこまめに事業について、よく相談しています。

便利なものをうまく活用しながら、大変な事務作業を乗り越えましょう!

自ら学びにいかなければ、誰も教えてくれない

個人で仕事をするということは、会社のようにミスを指摘してくれたりアドバイスをくれる上司や先輩はいません。

分からないことは自分で調べて解決、もしくは聞ける人や相談しあえる人間関係を積極的に築いていかなければいけません。

元々制作会社に勤めていた方が独立した場合は、ある程度会社員時代に「業界のルール」「お客様とのやりとり」「仕事の流れ」「トラブルの対処法」などを学んでいることも多いですが、未経験からいきなりフリーになると1から情報を集めて、主体的に学ぶ必要があります。

これが本当に大変です。

独学でやろうとすると、さらに大変。。。

実際過去に、SNSで情報を集めたりや教材を購入して読んでみたりしましたが「あれ?こないだ聞いたのと違う」「具体的にイメージできない…」と混乱してしまいました。

スクールやオンラインサロンなど体系的にしっかりと教えてくれるところを探して、入会するのが近道です。

ただ、スクールやオンラインサロンも実際には使わない技術や間違った情報を提供しているところも多いので慎重に選んでください!

私の場合は、いくつかスクールやオンラインサロンに加入し情報を集めつつ、YentaやバーチャルランチクラブなどでベテランのWebデザイナーの方に連絡をして「こういう話聞いたんですけど、実際どうですか?」「こういうやり方してるんですけど、間違ってないですか?」と質問しまくっていました。

今でも良くしてくださる方ばかりで、あの時行動してよかったと思っています。

なお

あの時、お話ししてくれたデザイナーさん達ありがとう…!

数ヶ月継続していくと、徐々に全体像が見えてきて情報の取捨選択ができるようになってきました。

特に、デザイン業界はトレンドの流れが早いので、常にアンテナを貼りつつ情報収集を続けることが大切です。

同業の人間関係を作っておけば自然と情報が入ってくる環境になりますが、そうでない場合は「情報が入ってこないので、知らないということすら分かっていない」という恐怖の状態が出来上がるので、本当に注意です。

最後に

現時点でフリーランスWebデザイナーとして活動していく中で感じた主なデメリットをまとめてみました。

随時更新予定なので、定期的にチェックしてもらえると嬉しいです。

フリーランスになってから、自由でワクワク仕事ができるようになったのは事実ですが、同時に「想像と違った…」「大変だ」と思うことも多いです。

「こんなことならフリーランスになんかなるんじゃなかった」と思わないためにも、良い面と悪い面両方を知ってしっかり検討していただければと思います。

また更新します。

なおでした。